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『XIII』が現行機向けにリメイク。セルシェーディングが印象的なPS2時代のFPS

2003年(日本では2004年)にUbisoftより発売され、その特徴的なビジュアルが話題を読んだFPS、『XIII(サーティーン)』のリメイク版が11月13日に海外で発売される。

www.youtube.com

blog.eu.playstation.com

 

フランスで650万部もの売り上げを記録した同名のグラフィックノベルを原作としている本作。ブライトンビーチで目覚めた主人公は、過去の記憶を失っており、さらに大統領暗殺の疑惑を掛けられていた。目覚めたときに手にしていた小さな鍵と自身の体に刻まれた謎の「XIII」の入れ墨を手がかりに、真相を求め戦う様が描かれる。

 

当時としては珍しい、原作の世界観をそのまま3Dにしたようなセルシェーディングが印象的だった本作。リメイクを担当するのは2014年に設立され、マルタ共和国に本拠地を置くPlayMagic。本作がスタジオ初リリース作となるようだが、過去にHaloやCall of Duty、Crysisなど名だたるAAAタイトルを開発してきたベテラン開発者を中心に30人が在籍しており、有名IPやオリジナルのIPの開発なども含め現在4つのラインが稼働していることが公式サイトに記載されている。

www.play-magic.net

『XIII』が16年という長き時を超えてリメイクに至った経緯について、上記のPS Blog内ではこのように語られている。

 

「今日のゲーム環境において、『XIII』のように特徴的なストーリードリブンのFPS体験が失われていることから、本作のリメイクのアイデアが生まれるのは自然なことだった。『XIII』のストーリーを可能な限り最良のグラフィックスとアニメーションで新しい世代のプレイヤーたちに届けることが私たちの目標である。」

 

古き良きシングルプレイのFPS体験と最先端のゲーム開発技術の融合からどのような作品が生まれるのか、その出来栄えに期待したい。